安藤:
会社の窓口としてお客様と接するという意味では、いわゆる営業職に近いでしょうか。
ただフロントは何かをお客様に売ることが目的ではありません。
マンションにお住いの方々が快適に過ごせるよう、様々なサポートやアドバイスをさし上げることが私たちの仕事です。
佐藤:
具体的には、マンション管理組合で定期的に開催される理事会や総会を準備段階からお手伝いします。例えば駐輪場を増やしたいという要望があれば、お客様全体の声を把握するためにアンケートを実施したり、実際のレイアウトの計画を立て工事の見積もりを取得し、理事会に提案をしたりします。
片山:
それ以外にも、マンションでは、ペット、騒音、管理費の滞納など様々な問題が発生します。
お客様とともにその改善・解決策を探るのもフロントの仕事です。
安藤:
管理組合との管理委託契約の多くは1年契約で、契約更新は年1回の総会の場でお客様方に審議されます。
1年間の仕事の評価でもあるので、この時に無事に更新をして頂くことがやりがいの1つです。
佐藤:
お客様から「ありがとう」と言われるとやっていて良かったなと思います。
理事会や総会のサポートの他にも、急なトラブルへの対応も大切な仕事です。
対応が早ければ、お客様から感謝されることが多いですね。
片山:
私は日頃の仕事がお客様から評価され、住民の懇親会に招待されたことがありますが、課題の多いマンションだっただけに、
苦労が報われた瞬間でしたね。
安藤:
この仕事はお客様と長いお付き合いになるので、いいかげんなその場しのぎの仕事は出来ません。
長いお付き合いになるからこそ、やりがいもあります。
以前、気難しいお客様からクレームを受けたことがありましたが、逃げずに真面目に向き合っているうちにお客様との信頼関係を築くことができ、今ではそのお客様からは何でも相談してもらえる良い関係になりました。
片山:
お客様に良かれと思い準備していた提案が、お客様にうまく伝わらず却下や廃案になること
もあります。そうした時は自分がその提案内容について十分に深められていなかったと反省
することも多いです。
安藤:
1つのマンションには、年齢や家族構成など様々なお客様がいることから、
それぞれ考え方や管理組合への関心度合いも違います。
そんな中で、課題をどう解決をしていくかが難しいです。
佐藤:
電話やメールなどの連絡方法や連絡出来る時間帯も様々で、思い通りにいかないことも多くあります。
またこの仕事は、建築や法律、簿記などかなり広い範囲の知識を求められます。
お客様の中にはそれぞれの分野の専門家がいる場合もあり、中途半端な知識で間違ったことは言えないので、勉強することは多いです。
安藤:
前に勤めていた不動産会社は毎月のノルマがあったので、月末はいつもギスギスした雰囲気でしたが、当社にはノルマのようなものはないので、その点では穏やかな雰囲気ですね。 理事会や総会などで土日出勤をしたり、残業も多少はあったりしますが、帰りづらい雰囲気はないので自分でしっかりスケジュールを組んで仕事をすれば、プライベートな時間も確保出来ます。私は昨年産まれた娘の子育てのために、繁忙期はいつもより早い時間に出勤するなどして、残業をしないように心がけています。
佐藤:
確かに残業を強要されることはないですね。 あと、最近は若い社員が増えましたね。
2012年から新卒採用が始まったこともあり、若い人が多いのでオープンで明るい雰囲気があります。
片山:
面倒見のいい社員も多く、分からないことがあれば気軽に聞ける雰囲気なので、私は新人時代から多くの先輩に相談に乗っ てもらっています。
佐藤:
そういえば、この3人はみんな(社員会の)野球部に所属していますね。野球部エースとしては、部活動はどうですか?
片山:
学生時代から運動をしてきたので、体を動かせる環境があるのはいいですね。レベルはそう高くはないのですが、
練習はわきあいあいと、大会に出るときには真剣にやれるので、楽しいですね。
それと、秋にはグループ会社対抗の運動会もありますね。社員が一丸となれるイベントです。
安藤:
部活も運動会も参加することで普段話す機会のない部門や拠点の社員と
話が出来るので、社内での顔も広がりますよね。
佐藤:
規模や築年数や地域の違いなどいろいろなマンションがあり、抱える問題も様々なので、社内に相談できる人が多いことはとても重要です。
部活も運動会も結果的には仕事に生きてきます。
佐藤:
当社は若手社員の意見を会社に反映させる委員会があり、今年は自分が委員長を務めています。
現在のテーマは社内の事務仕事を効率的に出来るように業務改善をしていくことです。業務の効率化をして、もっとお客様と会える時間や話をする時間を増やしていきたいと思っています。
安藤:
私は、家族も大事にしていきたいと思っています。その上で、社内では中堅と呼ばれるようになってきたので、後輩の育成にも力を入れていきたいと思います。仕事でもプライベートでも若手の見本とされるように心がけていきます。
片山:
私はマンション管理業をもっとメジャーな仕事にしたいと思っています。
今は友人にマンション管理の仕事と言ってもすぐに理解してもらえない状況です。
お客様に電話をして管理会社だと名乗っても、不動産のセールスと間違えられることもあります。
佐藤:
でも、マンションは増えていく一方だから、管理の需要も増えていきますし、
マンションの老朽化や震災対策などお客様から期待されることも増えているので、この仕事の社会的な責務は年々高まっていますよね。
片山:
だからこそ、マンション管理の仕事という仕事の知名度と地位を上げていく必要
があると考えています。地位を上げるためには仕事の質の向上が大切。
今はひとりでも多くのお客様から信頼を得されるよう、誠実に仕事をしてきたい
と思っています。
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9時 | デスクワーク |
現場巡回 管理員と打合せ |
デスクワーク |
現場巡回 管理員と打合せ |
|||
10時 |
理事会・総会の 議事録作成 |
社内会議 | 理事会 | ||||
11時 | |||||||
12時 | 昼食 | 昼食 | 昼食 | 昼食 | 昼食・休憩 | ||
13時 |
協力業者との 打合せ(現場) |
グループ連絡会 |
お客様からの 要望の対応 |
理事会の準備 | |||
14時 | 総会 | ||||||
15時 |
管理業務報告書 の作成 |
振替休日 | 休み | ||||
16時 | デスクワーク | デスクワーク | |||||
17時 | 総会の準備 | ||||||
18時 | 部活 | ||||||
19時 | |||||||
20時 | |||||||
21時 |
週末に理事会や総会があれば、早めに議事録(案)の作成を行います。
慣れるまではなかなか難しい業務ですがコツを覚えるとうまく書けるようになります。
修繕工事や新規設備導入などの打合せや工事の立会いを行います。
協力業者さんとの信頼関係を築くことが、お客様へのサービス向上に直結することもあります。
マンション内を定期的に巡回し、建物の劣化状況や清掃状況の確認などを行います。
現場を守る管理員とのコミュニケーションが大切で、年上の管理員に指導をすることもあります。
4~5人のグループで2週に1度ミーティングを行っています。
担当物件の問題を1人で抱えず、グループで共有することで「組織力」で問題の解決にあたります。
毎月、管理組合に提出する報告書の作成をします。
管理員がいる物件は管理員が作成するので内容のチェックを行います。
支店会議、新規プロジェクトの開業会議、滞納者督促の対策会議などがありますが、 若手社員が集まり業務の改善を話しあう「西洋サミット」もあります。
週末の総会の準備や、1ヶ月後の総会に向けた資料の作成を行います。総会議案書、管理委託契約書、重要事項説明書など他部門と連携して作成します。
週末の理事会の準備を行います。資料作成や会場予約、理事への事前連絡などがあります。
お客様からのお問合せやクレームへの対応です。居住者間の問題や、設備の劣化などによるもの、当社のサービスに関するものなどがありますが、どれも素早くかつ真摯に対応することが重要です。
管理組合の運営の中心となる理事会に出席します。事前の準備を不足なく行うことが大切です。
通常1時間から2時間程度です。
管理組合の活動の1年間のまとめなので、担当者や管理員の成果が問われ、委託契約の更新もこの場で決議されます。通常1時間半から2時間程度です。
社員会が支援する部活動があります。野球部やフットサル部、皇居ランをするランニング部、
会議室で映画を鑑賞する映画同好会などもあります。もちろん参加は任意で掛け持ちもOK!
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