2025.04.16
春の訪れとともに心地よい気候が続く4月、当社では繁忙期を迎えます。
その理由の一つとして、3月に決算を迎える管理組合が多く、5月もしくは6月に開催される通常総会の準備が最終段階に入るためです。
この通常総会では毎年多くのご意見を伺いますが、管理組合における合意形成の難しさを改めて感じる機会ともなります。
区分所有者の価値観やライフスタイルが多様化している現在、例えばファミリー向けのマンションでも、子育て世代のご家庭と高齢のご夫婦ではマンションに求める快適さや設備が異なります。
子育て世代が遊具(プレイロット)の更新を希望する一方で、静けさを大切にする高齢の方は近くの公園を利用すれば問題ないと考え、あえて多額の費用を掛けて一部の居住者のみが使用する設備の更新には反対されることもあります。
また、修繕積立金からの支出を決定する際も、質と価格のバランスについて意見が分かれることは珍しくありません。
特に修繕積立金不足による借入や一時金の徴収に関する議題では、価値観や現在の状況が意見に大きく反映されると感じます。
このような合意形成の難しさに直面する中でも、「子供が同級生である」等の共通点がコミュニケーションのきっかけとなり、交流が始まることで相互理解が深まり、合意形成の助けになっていると感じる瞬間があります。
同じ分譲マンションを所有(居住)しているという共通点はあるものの、それ以外の共通点は乏しいことが多いため、改めて同じマンションを所有(居住)しているという事実を最大の共通点に変化させる取組みに魅力を感じます。
共通点をうまく活用している管理組合の特徴として、交流やコミュニケーションの機会が多く、その中で同じマンションに住むという関係性が大切にされています。
様々なコミュニケーション方法の中でも、まず第一歩としておすすめの取り組みは、消防・防災訓練の実施です。
有事の備えとコミュニケーション機会の創出として非常に有効だと感じております。弊社は防災チームが中心となって培った様々なノウハウがございますので、初開催でもご心配なく、しっかりとご支援させていただきます。
コミュニケーション機会の創出という点でもご興味がございましたら、担当フロントまでお気軽にお問い合わせください。
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