ラジオ体操と高齢化対策

2025.08.01

夏の朝といえば、地域で集まってのラジオ体操を思い浮べますが、最近は参加する子供が減少しており、中止や廃止になることが多いそうです。

騒音問題(ラジオ体操の音楽や子供の声が近隣住民の迷惑になる)、大人の負担(共働き世帯の増加によりラジオ体操の監督が難しい)、コロナ禍の影響(大人数で集まることへの懸念)、安全面の懸念(子供の早朝外出への不安)が理由だそうです。

 

しかしながら、ラジオ体操には多くのメリットもあります。

規則正しい生活リズムの確立、身体的な健康効果、コミュニケーション力の向上、友達との交流機会です。

 

最近、分譲マンションにおいて、資産価値も注目される反面、「2つの老い」という大きな課題に直面しています。

これは「建物の老朽化」と「住民の高齢化」という二重の問題です。

残念なお話ではございますが、当社が管理しているマンションにおいてもお一人住まいの方が亡くなられるケースがありました。

理事会でご報告すると、孤立死(孤独死)を完全に防ぐことは難しいものの、普段と違う様子にできる限り早く気が付けるような対策を求められることがあります。

 

管理員が勤務しているマンションであれば、高齢者で一人暮らしをしている方(ご希望者)へ、管理員の勤務終了時に「ご連絡カード」をメールボックスへ入れ、翌朝管理室のメールボックスにそのカードを戻してもらい、安否確認を行うという提案をしたマンションがあります。

また、マンションの近くに公園や人が集まれるスペースがあれば、費用もほとんどかからず、定期的(毎朝)に開催できることから、ラジオ体操を提案したマンションもあります。

最近は、高齢者の交流の場として、ラジオ体操の活用が注目されておりますので、参考にしていただければ幸いです。

 

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