時代の変化と管理規約

2024.08.16

直近の10年で日常生活は大きな変貌を遂げました。
スマートフォン等の普及により、情報を瞬時に確認できるようになりました。
また、少し前では想像もつかなかった便利なサービスが生まれ、ライフスタイルや行動に影響を及ぼし、日々の選択を豊かで、多様なものにしています。
 
一方で、大規模な自然災害や感染症による生活様式の変化等により、これまでとは異なる視点を持たざるを得ない状況も発生しました。
このような変化は、マンションでの生活にも様々な影響を及ぼしています。
 
国土交通省は、マンションの管理規約を作成・変更する際のひな型として「マンション標準管理規約」を公表しており、直近10年で4回改正をしています。
この4回の改正は、まさに変化への対応が大きな目的となっています。
 
加えて、2022年4月より一般社団法人マンション管理業協会による「マンション管理適正評価制度」及びマンション管理適正化法に基づく「管理計画認定制度」の2つの制度が運用開始されました。
両制度では、管理規約において、認定等に必要となる条文が具体的に明示されています。
これらを変化のきっかけとし、現在、多くのマンションにて管理規約変更の検討が開始されています。
この機運は、直近10年で最も高まっていると、個人的には感じています。
 
やはり、変化に対応する際、事前に明確なルールが設定できれば、混乱や場当たり的な対応等を避けられる可能性が高まります。
そして、様々な変化への対応が、持続可能な共同体作りにつながっていきます。
管理組合運営において、その持続可能な共同体の軸を担うのが管理規約であり、時代の変化を通して、改めてその重要性を痛感している今日この頃です。

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