不動産の購入はすべて投資である

2025.03.17

仕事柄、不動産投資家とお会いする機会も多くなってきたのですが、投資家の方々の発言に時々驚かされることがあります。
 
「自分で住もうと思ってマンションを買う人も、投資を行っているという自覚を持つべきです。購入したマンションに生涯ずっと住み続ける人はほとんどいません」
 
「投資家の目線でマンション管理会社を見ると、不思議に思うこともあります」
 
「なぜ、民泊や事務所活用を締め出そうとするのでしょうか? 投資用のマンションであれば、住んでいる所有者はほとんどいません。であれば、最も投資効率の高い活用法を選ぶのが投資家としていちばん健全な考え方だと思います」
 
「いっそのこと、宿泊専用のコンドミニアムを建設して、ホテルのようなフロントを用意して、旅館業の免許を取得して管理会社が運営すれば、長期滞在のインバウンド客がたくさんやってきて全員ハッピーになれます。そう思いませんか?」
 
私は最近、運営会社が撤退した湯沢の区分所有ホテルの記事を読んだばかりでしたので、そこまで楽観的になれなかったのですが、ニセコのコンドミニアムホテルが一室2億とかで売られているのを見ると、そういうのもありかな、と思ってしまいます。
東京でも、新築マンションは普通のサラリーマンには手が届かない価格になっていますが、これも外国人を含む投資家目線で見ないとわからない現象ではないでしょうか。
 
「50年経過すると建物としての価値はゼロだと思っているのは日本人だけです。リノベーションすれば賃貸に出せるのですから、その賃料から逆算して不動産価格を算出すべきです。実際、パリのコンドミニアムは100年経っても価格がそれほど落ちていません。京都の町屋も立地が良ければ築80年でも1億円で売り出されています」
 
そうですね。
日本では木造建築は50年も経つと0円査定されますが、料亭や旅館に使えば、古いことが価値になるわけです。
時間による劣化は避けなければなりませんが、建物は立地やリノベーション、用途により輝きを増すという側面もあることを考える必要がありそうですね。

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