2015.04.16
阪神淡路大震災から20年、東日本大震災から4年が経ちました。
当時の防災意識,今は薄らいでいませんか?
首都圏では、阪神淡路大震災と同じようなマグニチュード7クラスの直下型地震が30年以内に70%の確立で発生すると言われていて、いつ地震が起きてもおかしくない状況です。
さらに、駿河湾内の東海トラフを震源とするマグニチュード8クラスの海溝型巨大地震の切迫性も知られているところです。
地震の備えを忘れてはいけません。
防災には、3つの「助け」があります。
「自助」「共助」「公助」です。
中でも最も重要なことは、自身で自分や家族の身を守る「自助」の考えです。
マンションが、地震で倒壊してしまう可能性は低いですが、家具の転倒防止やガラスの飛散防止対策などを怠ると命にかかわります。
まずは室内の安全性を高めましょう。
東京消防庁によると、近年の都市型地震によるケガの原因の30%~50%が家具の転等やガラスの飛散によるものです。
家具転倒防止対策用品にはL型金物などネジを使って壁などに固定するもの、突っ張り棒方式のもの、粘着性ゲルで壁や床に接着するものなどがあります。
ネジを使って壁に固定する方法は壁内部の構造を知らなければ効果はありません。
突っ張り棒は、天井がしっかりしていること、家具と天井の距離が開きすぎていないこと、壁に近い位置で突っ張ることがポイントです。
窓や食器棚のガラスには飛散防止フィルムが効果的です。
また、避難が必要になった場合、電気のブレーカーは必ず落としましょう。
停電が解消し復電した時に通電火災が発生することがあるからです。
インターネットなど様々な媒体で自助の方法を見ることが出来ます。
未対策の場合はぜひご検討ください。

ライフポート西洋では、専門資格を持つ社員で構成された防災チームを中心に、管理組合と連携した防災活動や社内のBCP推進、耐震対策や備蓄整備を進めています。加えて、防災イベントや勉強会を通じた啓蒙活動、防災関連資料の作成・配布・掲示等など、多角的な取り組みで「安心して暮らせる住環境」をサポート。災害時にも強いマンション管理を目指した防災への取り組みをご紹介します。
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