2015.04.01
新入社員、新入生、会社も学校も4月1日には新たな始まりを迎えます。
4月1日は、旧暦では二十四節気のひとつである「春分」に区分けされ、「雀始巣」で始まり「桜始開」を経て「雷乃発声」に至る3月20日頃から4月5日頃までの期間を指すようです。
「スズメが巣を作り始め、桜が開花を始め、遠くで雷の音がし始める。」
これからの期待に満ちた1年を予感させます。
ところで、4月1日生まれはなぜか「早生まれ」扱いなんです。
一学年上の末席に連ねられるのです。
教育基本法では、満6歳になった翌日以降最初に迎える4月1日に小学校に入学することになっています。
とすると4月1日生まれは学年の末席ではなく先頭になるような気がしますが、実はそうじゃないんです。
年齢の定義を定める「年齢計算ニ関スル法律」には「年齢ハ出生ノ日ヨリ之ヲ起算ス」とあり、生まれた日を1日目と計算するため、満◯歳となるのは、誕生日の前日扱いになります。
つまり、2009年4月1日生まれの子供がいるとすると、2015年3月31日に出生から365日×6年で満6歳を迎え、その翌日である2015年4月1日に入学できる。
一方、2009年4月2日生まれの子供は、誕生日前日の2015年4月1日に満6歳となる。
「満6歳になった翌日以降で最初に迎える4月1日に入学」なので、2015年4月2日以降の最初の4月1日、つまり2016年4月1日に入学、ということになるわけです。
なんだか釈然としませんね。
4月1日と言えばエイプリルフール。
日本語にすると四月馬鹿とあまりに直裁的ですが、フランス語では「四月の魚」ととても詩的な言葉になります。
なぜ「四月の魚」と呼ばれるようになったのかは、諸説混在していて真相はわかりませんが、フランスでは子供たちが4月1日には紙に書いた魚の絵を人の背中にこっそり張り付けるいたずらをする習慣があったとか。
私たちの本社は九段下にあり、桜の名所として有名な千鳥ヶ淵もすぐ近くにあります。
「桜始開」は「さくらはじめてひらく」と読みます。
私たちが4月1日に迎えた新入社員もこれから「魚」のように軽やかに「桜」のように大きく「ひらく」ことに期待しつつ。
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