皐月から水無月へ

2024.06.01

ゴールデンウィークの真っ只中に始まった５月を終え、祝日がまったくなく、まるで碁盤のようなカレンダを持つ６月になりました。

 

６月は水無月（水の月）とも呼ばれ、雨の日が重なる梅雨を迎えます。

「五月病」は憂鬱な気が滅入るこの時期こそ流行しそうなものですが、知らぬ間に時はただただ過ぎていきます。

 

早朝、けたたましい雨音に叩き起こされる日もあります。

いつもならカラスの鳴き声が聞こえるのですが、さすがにカラスも豪雨は苦手なようです。

「五月雨」とも呼ばれる梅雨の日がカラスも苦手に違いありません。

いずれにしても雨音もカラスの鳴き声も「五月蠅い(うるさい)」ものですよね。この言葉も６月にこそふさわしいと思うのですが・・

なんだか旧暦と新暦が錯綜し、こんがらがってきました。

 

ところで、カラスは鳴き声でお互いに自らの存在を表明し合っています。

群れの仲間がいつもの面子であることを確認し、仲間同士のコミュニケーションをとり、さまざまな情報を伝えているのです。

ときには縄張りを主張し、見知らぬ敵を威圧するために声を荒げることもありますが、声を掛け合うことにより、コミュニティを守るため、互いに仲間であることを確認し合っているのです。

 

お住まいのマンションでも「声掛け運動」を始めてはいかがでしょう。

カラスが毎朝お互いに鳴き声を交わしているように。

すぐにでも取り掛かることができ、防犯活動を促進できますよ。