廃墟とヴィンテージのはざまで

2024.07.16

私は京都の町屋が好きで、京都の不動産会社から届く物件紹介のページを時折見ているのですが、そこには築年数不詳の建物が多く紹介されています。

しかし、驚いたことに物件価格が小さいものでも5000万円以上、少し大きくなると1億円を優に超えています。

このところ局地的に破格の価格がついているのは、東京のタワーマンション、ニセコのコンドミニアム、京都の町屋、沖縄のホテルでしょうか。

どこも外国人投資家に人気のエリアです。

京都の町屋は、外国人からすると、歴史的に保存する価値のあるヴィンテージと評価されているのでしょうね。

 

一方で、地方には値段のつかないまま打ち捨てられた廃墟ホテルや空き家がたくさんあります。

東京にだって、空き家は非常に多くなっています。

廃墟とヴィンテージという両極の間に、古い建物はすべて収まるとするならば、廃墟にならずヴィンテージをめざすのがあるべき姿なのでしょう。

建物をヴィンテージにするには、何がポイントなのでしょうか?

 

マンションを考える前に、ヴィンテージホテルで考えてみましょう。

・建物は古くても、歴史的な価値があり、デザインが統一されている。

・細かいところまで手入れが行き届き、家具や小物にもこだわりが反映されている。

・サービスが徹底されていて、リラックスできる心地よい時間が保たれている。

ホテルは非日常で、マンションは日常ではありますが、ヴィンテージマンションほどホテルに近づいていくと考えると、建物が古くなればなるほど、工夫する余地はいろいろありそうですね。

 

 

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