2018.03.01
ニュースや新聞では毎年のように、労働者の最低賃金の値上がりについて報じられています。
昨年、平成29年に東京都の最低時給は「958円」になりました。
平成元年では「525円」、28年間で433円増加していることになります。
先日、都内のコンビニでアルバイト求人の掲示を見かけた際、1,000円を軽く超えた時給が提示されていて、最低賃金の値上がりを実感しました。
「給与が上がる」と「消費の拡大」の相互関係で経済が豊かになることは理解できます。
しかし一方でこれには、「人件費による原価の拡大」が伴うのです。
小売店や飲食店はもちろんのこと、当社のように管理員が多数在籍しているマンション管理業や、清掃会社・各種点検業者など「人」が動かなくてはならない業種では、昨今の人手不足も相まって、最低賃金の値上がりは看過できない状況になってまいりました。
例えば、平成元年から28年間、管理をお任せ頂いている管理組合様の場合、当時の受託金額のままで管理員業務費等をお請けしていると人件費が受託金額を超えてしまう場合があります。
また、マンション内の清掃や各種点検を請負う業者さんからも、人手不足と最低時給値上がりに伴って点検料等の増額の打診が度々ございます。
昨年958円になった東京都の最低時給、1000円の大台に乗るのも遠くなさそうですね。
さて、今年は一体いくらになるのでしょうか?
最低時給の推移
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