2019.06.01
最近50年に一度の豪雨という言葉がよく聞かれます。
というのも、5月13日の与那国島での半日で440mmの大雨に続き、18日には屋久島での3時間で240mmの大雨となり、登山客が取り残された事象もございました。
50年に一度の豪雨としては、2011年の台風12号の大雨をきっかけに、降水量等の50年確立値を活用した「記録的大雨に関する気象情報」の発表を気象庁が開始してから、2013年9月の台風18号にて日本で初の特別警報が発表されました。
その後、2014年に台風8号と台風11号および北海道の大雨と3例も発表され、2015年には関東・東北豪雨で鬼怒川決壊し、2016年には台風18号、2017年に九州豪雨と続き、昨年の西日本豪雨は記憶に新しいところです。
当初は、台風に伴う豪雨が中心でしたが、昨今台風以外の豪雨事例が多く発生しています。
気温の上昇といい、熱帯魚の北上といい、南から日本の亜熱帯化が進行しているように思えます。
今後、皆様の住む町にもいつ50年に一度の豪雨が襲って来るか分かりません。
気象情報には細心の注意を払い、毎日「今日が50年に一度の日かもしれない」と考えて豪雨対策を実施することをオススメいたします。
当社ホームページ掲載の「防災ハンドブック」の13ページ『風水害もマンション生活の大敵』の項に、風水害についての記載がございますので対策を考えるきっかけにしていただければと思います。
これを機会に、水害対策をはじめとした災害全般の対策をご検討いただければ幸いでございます。
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