台風に備える

2019.09.01

例年、8月から10月にかけて日本列島に台風が接近、上陸し、多くの被害をもたらしています。

昨年9月に関西地方を襲った台風21号は記憶に新しいでしょう。

この台風は、25年ぶりに非常に強い勢力で日本列島に上陸し、記録的な高潮、暴風により各地で大きな被害が発生しました。

 

近年、地球温暖化、海水温度の上昇の影響により、台風の大型化、強い勢力を保ったままでの日本列島への接近、上陸が予見されています。

これまでに経験のないような暴風、大雨、高潮に遭遇するかもしれません。

台風による災害は、地震災害と異なり、予め災害発生の予報、予測がある程度可能です。

被害にあった後で「想定外の・・・」ではなく、「想定内」となるよう日頃からの防災意識を持つことが重要と言えるでしょう。

 

まずは、自治体が作成している洪水ハザードマップを確認し、ご自分の地域の浸水や土砂災害等の危険性を確認しておく必要があります。

台風の接近が予想されているときは、最新の気象情報を入手し、河川等の危険な場所には近づかないようにしましょう。

 

 

マンションにおける台風対策

 

<強風に備えて>

強風による飛来物や落下物が原因でマンションの建物や設備、人に被害を及ぼす恐れがあります。

バルコニーや玄関周りの屋外の飛ばされやすい物(鉢植えや物干し竿等)は取り外して、事前に安全な場所に移動しましょう。

また、強風により室内に雨水が吹き込むこともありますので、窓はしっかり閉め、エアコンのスリーブ、換気口からの吹き込みにも注意しましょう。

 

<バルコニーの排水>

バルコニーに雨水が溜まると室内や階下の住戸内に漏水の被害を及ぼすことがあります。

スムーズに排水できるよう日頃から排水口の落ち葉やごみは取り除いておきましょう。

 

<浸水、冠水に備えて>

大量の雨水の流れ込みや、沿岸部での高潮により、マンションの低層部、地下階には浸水・冠水の恐れがあります。

地下の駐車場や機械式駐車場(地下ピット)に駐車している車両が冠水することもあります。

河川の近くや、敷地が周囲より低い地域では、より注意が必要です。

大雨や高潮の発生が予想される場合は、安全な場所に一時退避させておくといった対策をとりましょう。

 

<停電に備えて>

停電になると住戸内の停電だけではなく、エレベーターや機械式駐車設備、給水ポンプ等の設備が停止してしまいます。

電池やラジオ、懐中電灯、非常用の水や食料を備えておきましょう。

 

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