2021.02.16
昔、地下鉄丸の内線が開業した当時の名作コピーに「地下鉄はあたたかい」というものがありました。
昭和29年1月20日、池袋–御茶ノ水間が開業という記録があります。
厳寒期だったので、地上に比べると地下空間は実際にあたたかかったのでしょう。
そのことを素直にコピーにしているのですが、今日では意表を突かれますね。
さて、2月も厳寒期ではあるのですが、今年は暖かい日差しが続いていて、マンションにいると暖房がいらないときもあります。
マンションは、あたたかい。
お住まいの方にはその実感があると思うのですが、どうしてマンションは戸建に比べ暖かいのでしょうか?
コンクリートは木造に比べ、蓄熱容量が高いので、熱しにくく冷めにくい性質があります。
一度あたたまると容易には冷めないし、一度冷たくなると容易にはあたたまりません。
そのため、いつも人が住んでいるマンションは、上下左右の部屋で温度調整をしてくれているので、冬あたたかく夏涼しいのです。
真冬にマンションの竣工検査に立ち会ったことがありますが、建物は冷え切っていて、どのマンションもとても寒かったのを覚えています。
みなさんが入居される前のマンションは、冬そんな風に冷え切っていました。
でも、みなさんが入居されて、どの部屋も満室になって初めて、マンションは冬あたたかく夏涼しいものになったのです。マンションをあたためたり、涼しくしていたのは、人だったのですね。
上下左右に部屋があっても、住む人の減ったマンションの冬は、やはり冷え切ってしまいます。
そんな冷え切った冬が来ないようにするためには、住みやすいマンションを維持することが一番、ですね。
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