マンション管理に求められるもの

2021.03.01

先日、駅のホームで電車が最大1分遅れる旨をお詫びアナウンスがありました。

このような分単位での電車の発着時刻ずれのアナウンスは日本の駅ではよくありますが、外国では信じられないことのようで“世界のびっくりニュース”になったこともあったそうです。

 

～2017/11/17英国BBCニュース「日本の鉄道会社、定刻より20秒早く出発し謝罪」～

電車が遅れることではなく少し早く出発しただけでお詫びアナウンスをする日本の時間に正確な電車事情がニュースとして取り上げられていました。

外国の鉄道では遅延があたりまえのようで、日本の時間の正確さを物語るエピソードは海外のネット界隈で騒然となったようです。

 

マンション管理会社の仕事においても正確さを求められるのは当然のことです。

しかしながら、たくさんの人が住んでいるマンションでは、時には状況に応じた臨機応変な対応や、管理組合内での意見調整をおこなうなど、白黒杓子定規な対応だけでは務まらないのも現実です。

この調整力・折衝力がまさに分譲マンション管理会社の仕事の核である「合意形成」構築の礎になるのではないかと考えます。

 

近い将来、マンション管理業務もAI（人工知能）により無人化が進むことが予想されますが、この調整力・折衝力などはまだまだ生身の人間に頼らざるを得ないのではないかと思います。

私たちはこのAI（人工知能）ではできない、人の気持ちを汲み取り円滑にものごとをすすめる、人間ならではの強みを活かした仕事に邁進してまいります。