プレゼンテーションのコツ

2021.06.01

「1時間の話なら今すぐ始められるが、10分の話は準備に1週間かかる」

アメリカの第28代大統領ウィルソンの言葉です。

確かに仕事上、自分自身がスピーチやプレゼンテーション等お客様の前で話すときのことを考えると、1時間の持ち時間があれば、資料をいくつも作っておけばそれに沿って話せばいいので準備として必要なのはほぼ資料を作る時間だけになります。

ただ、10分しか持ち時間がないとなると、その時間内に起承転結を全て含めなければならず、原稿を作り、実際に練習したりしながら文言を微調整するなどかなりの時間を要し、自分が伝えたいことを端的にまとめるのは簡単ではないということを日々痛感しております。

 

ここで自身の経験から、日頃多くのお客様の前で話すときに意識していることを少しだけ。

インターネットで「プレゼン　コツ」と検索すれば方法論はいくらでも出てくるのですが、なんだかんだ言いましても大切なことはそういった技術ではなく、「自分が伝えたいことを明確にすること」、そして「その伝えたいことに思いを込めること」、シンプルにこの2点だと思っています。

 

自分の話をぜひ聞いて頂きたいと心の底から思っていれば、その思いは言葉に乗るので、原稿を棒読みすることはなくなり、自然と声も大きくなり表情も明るくなります。そして「周りの人が自分の話に興味を持ってくれるのか？」を意識しすぎるのではなく、まずは自分自身が自分の話を面白い、興味深いと思うことが大切かと。

 

今後もしっかり自分の思いをお客様へ伝え、「心のこもったマンション管理」を提供できるよう、努力していきたいと思います。