除夜の鐘

2022.01.01

明けましておめでとうございます。

 

皆さんは除夜の鐘を聞かれましたか？

除夜の鐘の数は108回であることは知っていましたが、調べてみると、大晦日に107回、新年に1回、鐘をつくのが一般的のようです。108回の意味は諸説あるようですが、「煩悩の数を徐日（大晦日）の夜に祓う」とのことです。

 

我が家では紅白歌合戦を見終わる23：45頃にテレビを消し、窓を開けると遠くから除夜の鐘が聞こえてきます。そのまま荘厳な気持ちで新年を迎えられれば良いのですが、除夜の鐘を2・3回聞いたところで「もう寒い！」との煩悩が働き、窓を閉めテレビを見ながらの新年となり、荘厳な気持ちでの年越しが出来ません。

 

この風物詩である除夜の鐘ですが、近隣から「うるさい！！」とのクレームを受け、中止しているお寺もあるようです。こうしたニュースを見ると寂しい気持ちになります。しかし見方を変え、どんな人がクレームを入れているんだろう？きっと、その人は煩悩に支配されていて、無意識に危機感を抱き、「やばい！自分自身が除夜の鐘で祓われてしまう⇒除夜の鐘を止めなければ⇒うぉぉ～鐘をやめろ！」に繋がるのかなと想像すると、「除夜の鐘の効果ってすごいじゃん！！」となり、少し楽しくなります。

 

マンションでも騒音に対するクレームは様々です。明らかに規約違反行為であれば対応できますが、取り扱いが難しいのが「上階の子供がうるさい」「夫婦喧嘩の声がうるさい」などです。

こうした時にちょっと見方を変え「今日は仮面ライダーに変身したのかな？いや、ウルトラマンかな？」「また旦那さんがゴミ出し忘れたのかな？」とか考えると、騒音も少し楽しくなるかもしれません。

 

当社では皆様が快適にお住まいいただけるよう、本年も頑張ってまいります。

何卒、宜しくお願い申し上げます。