2023.06.16
パンデミックからようやく解放されて、また満員電車が戻ってきました。
こうなってみると人の出が少なかった時期が懐かしいような気もします。
地方では空き家問題が深刻になる一方、東京への人口流入は今後も続くことが見込まれ、そのせいもあって都心の新築マンションは1億円を超える物件も珍しくなくなっています。
世界の投資家にとっては、香港・シンガポール・マンハッタンと比較すれば東京の不動産は割安で、世界最大の都市人口を抱える東京圏は、ビジネスの対象としても大変魅力的なのです。
ですがちょっと、日本人にとっては高くなりすぎましたね。
そんなわけで、国内の投資家の目は中古物件に移って久しく、当社の管理するマンションでも、築50年前後の都心マンションをリノベーションして、ヴィンテージマンションとして売り出す不動産業者さんが増えています。
狭めの3LDKをぶち抜き1LDKにして、DINKSやシングル向けの住宅にしたり、デザイナーを起用して内装をシックに統一したりと、いろんな工夫がされていて、見れば新築と遜色ないようにも思えます。
しかし、いくつか気をつけなければいけないことが。
売買の上では、価格が安くても、築古なのでローンが組めるかどうかは心配ですね。
それに、ご自分が購入する部屋だけではなく、共用部分の資産価値も重要です。
築50年頃までに起きてくる共用部分の工事としては、
・各住戸の窓サッシの交換または二重化
・各住戸の玄関扉の更新
・給排水管の更新
などがあり、相当の金額がかかりますが、それらがすでに実施されているか、もし実施されていない場合は、長期修繕計画に盛り込まれているかどうかの確認も重要です。
長期修繕計画には、修繕積立金の改定予定も記載されていますので、築年数の古いマンションでは、長期修繕計画の入手は必須です。
購入前にぜひご確認ください。
窓サッシの交換等を予定されている管理組合では、省エネ等にからんで次のような補助金もありますので、ご検討されることをお勧めします。
お知らせ|既存住宅における断熱リフォーム支援事業 (heco-hojo.jp)
(北海道環境財団による公募ですが、全国対象です)
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