環境問題に「竹」

2023.07.01

最近、プラスチックごみ削減対策のためかテイクアウト等についているストローやスプーンが木製や紙製であることが多くなってきました。

でも確か私が子供の頃は、これ以上森林破壊を減らすためにと、木製・紙製のものが次々とプラスチック製に変わっていったと記憶しています。

この時も環境を守るためとかなんとか････

結局何をしても人間が大量消費すると環境問題が起こるということなんでしょうか。

 

そして今注目されているのが「竹」らしいのです。

私のお気に入りのうどん屋(最近は週3で通っています)のメニューには春季限定でタケノコがふんだんに入っていて食感がとても良く大好きですが、あの竹？

120年に一度花を咲かせるあの竹？

 

なんと竹は、一般の木と比較して繁殖力が凄まじく成長力の早い循環性資源であり、枯渇の心配がない天然の再生可能資源とも言われていて(現に日本でも放置竹林の繁殖拡大による竹害が社会問題にまで発展)脱プラ素材として期待されているようです。

また、抗菌性、消臭性、耐熱性や強度なども優れた特性を持つ素材でもあるようです。

 

なんでもバリ島では、全て竹で作った６階建の個人住宅、タイには竹で出来た学校も有るとか。

そういえば日本でも木造の高層ビルが推進中とのこと、またRCと木造のハイブリッドの分譲マンションも竣工したとのことなので、将来竹製のマンションもできるかもしれませんね。