2024.10.15
暑い日も落ち着き、朝晩にはひんやりした空気の気配を感じるようになりました。
秋の風物詩といえば「お月見」ですが、秋から冬にかけては、美しい月を眺める時期に最適であると言われております。
マンションのバルコニーから「お月見」をするにも最適なシーズンです。
洗濯物や布団を干すためだけに使用している方や、エアコンの室外機を設置するだけのスペースになっている方も多いかもしれません。
しかし、マンションのバルコニーは、外の存在が遠くなりがちなマンションにおいて、四季の移ろいを実感させてくれる場所です。
外と部屋内をつなぐ「扉」のようなもので、より豊かなマンションライフを過ごすためには、活用したい場所です。
その手始めが「お月見」です。
バルコニーに出るだけで気軽に始められますので、活用初心者には最適です。
月が空に出てさえすれば、誰にでも見つけられます。
それに夜暗くなってから、足元が見づらい場所を歩かなくて良いので安心です。
外だと気になるのが虫刺されですが、身近な害虫である蚊の活動が活発になる気温は26度~31度程度です。
蚊等の小さな虫は、人にくっついてエレベーターで上がってくることや、壁伝いに上がってくること等はありますが、マンションの中層階の高さ以上は飛べないと言われております。
庭や公園等で過ごすことに比べれば、虫対策は軽装備で済みそうです。
テーブルと椅子があれば、食事やお酒と共に「お月見」を楽しめますが、注意したいのが、マンションのバルコニーは共用部分であるということです。
ルールはマンションごとに違いますが、物を置く際は、すぐに元の状態に戻せるようにしておくことが前提で、緊急時の避難の妨げになるような物の設置は禁止されております。
日本では、古くから四季折々の自然を感じながら暮らしてきた文化があり、秋の澄んだ空気の中、月を見上げて、秋の実りに感謝することが「お月見」という風習だそうです。
日々の忙しさに追われる時代ですが、ゆっくりと月を見上げて、心休まるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
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