君と好きな人がずーっと続きますように♪

2013.11.01

昼過ぎ、営業で外出していると会社の女子社員から電話があった。
「今ご自宅のお父様から電話があり、3200グラムの元気な男の子が産まれましたって。
おめでとうございます。」
女子社員は、とても優しく伝えてくれました。また一緒になって喜んでくれました。
長男誕生です。
今朝、出がけに女房からお腹が痛いので、今日病院へ行ってくると言われたものの、その数時間後に産まれるなんて思ってもなく 突然の出来事にどうしていいのか。
会社に事情を説明して病院へ直行しました。男の子と事前に分かっていたので、あらかじめ考えていた名前を病院へ向かう車の中で何度も叫んでいたのを今でも覚えています。
相当興奮していました。
その日から毎朝病院へ行って、ガラス越しに我が息子を見て生きていることを確認してから出勤していました。
赤ん坊の紅葉のような小さな手って本当にかわいいですね。
広げた手のひらに私の人差し指をあてがうと「ギュッ」と握り返してくる。それがたまらなく幸せであるとともに、ちゃんと育てなきゃと重い責任を感じさせられました。
何度も何度も頬ずりしました。
あれから２２年。可愛らしさのかけらもなく、頬ずりする気も全くありませんが、就職も内定し、いずれ彼も家庭を持って私と同じ思いを経験するのでしょう。
私の仕事仲間にも最近、子供が産まれた者と結婚した者とおめでたいことが立て続けにおきました。

彼らも家族を増やし、いろいろな事象を経験しながらも幸せな時間を送って欲しいです。
私共がお手伝いさせていただいているマンションでは、いろんな生活サイクルの方々が一つ屋根の下で暮らしていらっしゃいます。
そのマンションで、どんな小さなことであっても幸せな時間がずーっと続くことを願っています。
君と好きな人がずーっと続きますように。
今は携帯電話が普及して、直接本人と連絡をとることが当たり前ですが、２２年前は携帯電話が無く、私に吉報が入るまでの間に人が介在しました。この不自由さが懐かしい。間に人が係わることで喜びも分かち合えた気がします。
私どももお客様と係わり、喜びを分かち合えたらうれしいです。