感想戦

2020.09.01

先日、将棋の藤井聡太棋聖が4連勝で王位戦を制し、見事史上最年少での2冠タイトル獲得と八段へ昇格しました。

今後の藤井棋聖・王位の活躍からますます目が離せません。

 

さて、将棋では必ず投了後に感想戦というものが行われます。

これは対戦した2人が、それぞれの局面でどのようなことを考えていたかを語り、より良い一手がなかったかを検討する時間です。

勝った負けたの喜怒哀楽の気持ちを全く見せることなく、粘り強く何度も検討を重ねる姿勢には驚かされました。

結果にとらわれず、その過程を見つめ直し、次に生かす。

そのことの大切さを改めて感じさせてもらった感想戦でした。

 

当社でも「グループ連絡会」という名の感想戦を月2回実施しております。

その期間内にお客様に喜んでいただいた提案事例のほか、お叱りを受けた失敗例などを社内各グループ内で情報共有、意見交換する場でもあります。

特にお客様からお叱りを受けたり、思うような成果が出せなかったりした場合は、ガッカリして悔やむだけでは何も現状を変えることができません。

事態の改善やお客様の信頼回復に向けてどうするべきか、そして同じ失敗を繰り返さないためにも、グループで最善の対応を模索していくことが大切です。

今後もこの連絡会の場を業務改善、サービス向上に活かしていきたいと思っております。