前進の気持ち

2021.08.16

先日、大きな木々のある公園が隣接しているマンションを巡回した時のお話です。

 

管理員さんと一緒に、廊下や階段に落ちているゴミを拾いながら、マンション内を巡回しました。
猛暑続きの中、蝉の鳴き声が夏の季節を感じさせる時期ですが、管理員さんによると、この時期は虫（蝉）を除去することが多いそうです。

 

蝉は、死骸だと思い近づくと実はまだ生きており、突然の鳴き声に、こちらも声をあげて驚いてしまうことがよくあるんだとか。
マンションにお住いの方々も、虫（蝉）の傍を通行する際、同様に声をあげて驚く方が多いようで、なかには「ちゃんと掃除されていない」とご注意を受けたことも…。
そこで、勤務時間終了前の巡回は、特に徹底して、虫（蝉）の死骸を除去し、帰宅の際、公園に立ち寄って土のあるところに返すようにしている、と話されていました。
秋の落ち葉清掃は大変な作業だと思っておりましたが、夏の時期も暑さ以外にご苦労をされていることを改めて認識しました。

 

時々、生きているカブトムシやクワガタが廊下や階段にいることもあり、捕まえてお子さんに見せると喜ばれることもあるそうです。（その後、公園に返す（放す）とのこと）

 

最近は、万歩計の代わりになるスマートフォンのアプリを活用し、巡回時の歩数を毎日確認して、前日よりも一歩でも多く巡回することを心掛けているそうです。
お客様へ、前日より一歩でも多く、少しでも多くのサービスを提供したいという「前進の気持ち」を持って巡回に取り組んでいる旨をお伺いしました。

 

私自身も、前進の気持ちを持って仕事に取り組むよう心掛ける、きっかけとなった巡回でした。