ご家庭でのインターネット環境の改善方法について

2021.11.16

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、社会においてはリモートワークが推奨され、大多数の会社に導入されました。

弊社においてもリモートワークが導入され、一定の会社のルールに基づく自宅での仕事環境作りが各人に求められました。

私の自宅Wi-Fiルーターは古く、通信速度やセキュリティ上問題があるため、買い替えをしました。

今や一家に1台のWi-Fiルーター。パソコン、タブレットやスマートフォンだけでなく、テレビやビデオレコーダー、スマートスピーカーなど、多くのデジタルガジェットがWi-Fi経由でのインターネット接続を前提としていますから、Wi-Fiルーターがなければ機能を満足に発揮できません。

そのWi-Fiルーターも、デジタルガジェットに電波が届かなければ意味がありません。使用する周波数帯（2.4GHz帯と5GHz帯）で電波の届く範囲や特性が多少異なるものの、共通のチェックポイントが存在します。

 

1.　一般的に、Wi-Fiルーターは360度の方向に電波を発するよう設計されており、床に直置きしたり、床から近い位置に置いたりしては、電波が広がらなくなってしまいます。目安として、床から1メートル以上離れた場所に置きましょう。
 

2.　Wi-Fiルーターには、インターネットとの接続に光ファイバー／FTTHなどの固定回線を使う「有線LANルーター」と、携帯電話会社のモバイル回線を使う据え置き型の「ホームルーター」、小型で持ち運べる「モバイルルーター」の大きく3種類があります。その内ホームルーターとモバイルルーターは、通信速度を上げるために基地局の電波を拾いやすい窓際に置きましょう。

 
3.　金属は電波を大きく減衰させるため、金属製ラックの中にWi-Fiルーターを置くのは望ましくありません。コンクリートや断熱材も電波を減衰させる原因になるため、できるだけ離して設置しましょう。

 

4.　Wi-Fiの電波が届きにくい部屋には、電波を増幅することができるWi-Fi無線LAN中継機を増設しましょう。

 

私の自宅では、上記4点に注意しながら設置したところ、インターネット環境の改善が図れました。

あなたのご自宅も、インターネット環境が改善されるかもしれませんのでお試しあれ。