マンションでの豆まき

2024.02.16

先日マンションを巡回した際、共用廊下の排水溝に豆(大豆)が一粒落ちていました。
豆を拾い、なぜ廊下に豆が落ちているのだろうと思いましたが、節分の豆まきの大豆だと気づきました。(現場スタッフへ、清掃時の気づきを大切にしてくださいと指導しましたが)

 

最近ニュースで知ったのですが、東北地方等は、大豆の代わりに落花生を使って豆まきをしているとのことでした。
大豆は「五穀のひとつであり穀霊をもつ」という意味で選ばれているようですが、五穀ではない落花生は、雪国では雪上でも見つけやすく、また殻があるので衛生的ということで広まったそうです。

 

典型的な豆まきのやり方は、窓や扉を開け、外に向けて「鬼は外」と豆をまき、鬼が入ってこないように戸を閉めてから、家の中に向かって「福は内」と豆をまきますが、伝統行事とはいえ、正式なまき方は無いそうです。

 

では、マンションでの豆まきはどうすればいいのか?
マンションに住んでいると、なんとなく豆まきを諦めて(控えて)いた方も、周りへの“マメな”気遣いと工夫次第で行うことができます。
外へまくのは控えた方がよさそうとはいえ、ベランダまでなら許容範囲といえます。
(勢いをつけてまいてしまい、下の階のベランダや道路に落とさないようご注意いただければ)

 

お部屋内では、窓や玄関は閉めて豆が室外に飛び出さないようにした上で、奥の部屋から玄関に向かって「鬼は外」と順番に豆をまき、その後「福は内」と室内にまくというのが一般的です。
(後の掃除のことを考え、①小分けの袋の状態でまく、②あらかじめ豆をまく部屋を限定してビニールシートを敷いておく、③大豆でなく落花生をまく、等がオススメです)

 

声の大きさも気になるところですが、大きな声で叫んでしまうと、周りの迷惑になってしまいます。
特にお子さんがいる家庭では、はしゃぎすぎないよう、最初に大人が声のボリュームやまき方のお手本を示してあげることが大切です。
また、あまりにも夜中になってしまうと、周りの迷惑に繋がってしまう可能性が高まるため、夕食の時間帯までに行うのがベストといえます。

 

私もマンションに住み、鬼役でお面をつけて家族で豆まきをしております。
子供は豆まきですが、妻からは日頃のうっぷんを晴らすためか、“豆投げ”になっており、毎年痛い思いをしております。落花生だと更に不安ですが…。

 

 

管理会社をお探しのお客様、新規のお客様へ

管理のご相談・お見積はこちら

営業時間 平日9:00 - 17:30

タップしたら電話がかかります。
首都圏

0120-099-531

首都圏

0120-099-531

中京圏

0120-448-758

中京圏

0120-448-758

近畿・九州圏
近畿
九州圏

0120-945-811

近畿・九州圏
近畿
九州圏

0120-945-811