水と自助と共助

2012.11.19

東日本大震災から約1年半が経過し、当社管理員さんに聞いたことをご報告します。

福島県いわき市出身のSさんは、震災後にご家族と共に避難し当社管理員になりました。
地震後、ガスはプロパンでしたので問題はなく、電気も比較的早く復旧したそうですが、一番の問題は水であったそうです。
実際、水が復旧したのは3月26日だったので、約2週間は断水が続いたこととなります。
飲料水は15km離れた知人の井戸からお兄様が車で運んでくれ、生活用水は近くの川から汲んできたそうです。
食べ物や支援物資は親戚から譲り受けそれほど問題は無かったそうですが、カップラーメンがあっても残りの飲料用水が不足してきている時には、食べるのを躊躇したとのことです。
また、仙台市から単身赴任で首都圏のマンションに勤務しているTさんは勤務中に震災にあいました。
Tさんは震災当日、翌朝まで居住者の皆様のために尽力し、その後仙台に戻るまで毎日勤務先マンションにて、計画停電対応等をしてくれました。
仙台の奥さまの無事は震災当日の夜に確認できていましたが、5日後に仙台に戻ると家具等が大変な状況になっており停電・断水等も続いていました。そのような中、電気も重要でしたが、やはり一番の問題は水であったそうです。
近所に給水車が来ていても、女性一人では大型ポリタンクを給水場所からご自宅まで運べません。生活用水は近くの川から取水するのだそうですが、何回も小分けにしないと運べないそうです。奥さまはそんな時、ご近所の若い方々が水を運ぶのをお手伝いしてくれたことが、とても嬉しかったそうです。
今回、実際被災された方の実体験から学んだことが3つあります。
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① 水が一番大切
水があれば数日間は生きて行ける。
② 自助が大切
自助できない人は③共助できない。
③ 共助が大切!
人は一人で生きて行けない。

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