家具類の耐震対策

2017.12.16

近年発生した地震による怪我の原因の約30~50%は「家具類の転倒・落下・移動」によるものだそうです。

 

重い家具に押しつぶされると打撲や骨折、内臓損傷の原因になるのはもちろんのこと、肺への衝撃で窒息し数分のうちに死に至ることが多くあります。

通路や出入口周辺に置いた家具が転倒・移動すると、避難経路を塞ぎ迅速な避難の妨げになります。

さらに、家具がストーブなどの電化製品に転倒・落下することで火災が発生するなど、二次的な被害に繋がる危険もよく知られています。

 

ご自身やご家族の命を守るためには、家具類の転倒・落下・移動防止対策が非常に大切です。

そこで、住居内における家具類の転倒・落下・移動に関する対策の例をご紹介します。

 

・寝室、幼児・高齢者のいる部屋にはなるべく家具を置かない。

・部屋の出入り口付近や廊下、階段等に物を置かない。

・地震時の出火を防ぐため、火気の周辺に家具を置かない。

・家具の上にガラス製品等壊れやすい物を置かない。

・じゅうたんや畳に背の高い家具を置かない。

・重い物を下の方に収納し、倒れにくくする。

・前のめりより、後ろもたれ気味に置く。

・壁にL字金具等で固定する。

・壁や床に直接固定できない場合、2種類以上の器具で上下から固定する。(ポール式とストッパー式またはマット式など)

・上下が分割している家具は必ず金具で連結する。(金具連結器具を使用)

・壁への固定が困難な場合、天井との隙間を埋める。(高さ調整式の上置型収納ユニットの活用)

 

年末は大掃除などで室内を見直すことが増える時期です。

この機会に家具の耐震対策を実施し、安心して新しい年を迎えましょう。

 

家具転倒対策

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