2019.11.01
10月、11月になり、朝玄関を出て少し涼しくなった風をうけると、駅伝のシーズンが到来したなと毎年のように思います。
駅伝のシーズンというと、寒い時期を想像されるかもしれませんが、自身が学生時代に駅伝の大会へ出場する為に、最も練習し選手選考がある時期だから、思い入れがあるのかもしれません。
この時期からテレビで駅伝(出雲駅伝や箱根駅伝の予選会等)をよく見て応援しておりますが、正月に行われる箱根駅伝の本大会は、ゆっくり観戦出来て一番の楽しみにしています。
箱根駅伝の本大会では、自宅の近くということもあり2区と9区の沿道で20年近く毎年声援を送っておりますが、一番の魅力は中継所で襷を繋ぐ選手同士がどのような言葉(短い言葉で…)を交わしているのかを確認(想像)しながら、学生時代を思い出せることです。
学生時代、先輩から襷を受け取った時に交わした言葉を今でも思い出します。
その時に交わした言葉は、当事者同士だけしか知らない言葉で、心に残る大事な宝物になることもあります。
特に印象深かった大会が終わり、時間が経ってから先輩と二人きりで会話できる最後の機会(卒業式)に「襷を繋いだ時の言葉を覚えてますか」と尋ねたところ、ありきたりの言葉だけど、走る前から私にかける言葉を決めていたことを聞きました。全く同じ言葉をこの会話の後にも聞いたからこそ、今でもその言葉を思い出すのかもしれません。
大会当日のレースの状況や、これからの部(当時は陸上部)のことも含めて。『あとは任せたぞ』と。
今の仕事(マンションの管理運営)に携わるようになってから、似たような言葉を総会が終わった後、旧役員様から頂くことがあります。
お世辞も当然あるかとは思いますが、管理会社がライフポート西洋さんなので…、〇〇さんが担当なので…、『あとは安心してお任せすることが出来ます』と。
一般的(マンションによって違いますが)には、管理組合の役員様は一年や数年毎に変わることが大半です。
管理組合運営は一年毎(期)の繰り返しで、終わり(ゴール)のない駅伝のようですが、管理会社の立場は、管理組合の運営をサポート(引継事項や検討事項が途切れないように)する襷のような存在とも思えます。
どのような仕事も出来る限り練習(準備)して、自分の区間(担当期間)で最高の結果を出して、次の区間(引継者)へ襷を繰り返し繋ぐゴールのない駅伝ではありますが、中継所(総会後)で心に残る言葉を頂けるように、これからも仕事に取り組みたいと思います。
*私自身も最後の大会で後輩に心に残る言葉を残したいと考えておりましたが、残念ながらアンカーでした…。
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