2022.09.01
本日、9月1日は防災の日です。
そこで防災の日や防災訓練の歴史について調べてみました。
防災の日は、1960年に内閣の閣議によって制定された防災啓発デーです。
「政府・地方公共団体等関係諸機関をはじめ、国民が台風・津波・地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」こととし、各地で防災意識を高めることを目的とした防災訓練等が多く行われております。
9月1日は関東大震災が発生した日付でもあります。
関東大震災は、1923年9月1日午前11時58分に発生したマグニチュード7.9の大きな地震で、東京都を中心に千葉県や茨城県、静岡県東部まで広範囲に被害をもたらしました。
防災訓練の歴史は、江戸時代までさかのぼると言われております。
江戸時代は「火事と喧嘩は江戸の華」という言葉を残すほど火事が多く発生しました。
人々は頻繁に起こる火事に対策を練る必要があり、防災マニュアルと呼べるものが既に存在していたそうです。
また、人が集まって暮らすようになり、火事の危険もさらに増えてきたことから「火消し組」と言われる消火を行う組織ができはじめました。
当初はお金も力もある武士が集まって今で言う消防署の役割をしていたそうですが、その後「生活する場を自分達で守りましょう」ということで、町人が中心となってボランティアで火消をする制度が加わりました。
(テレビドラマ「暴れん坊将軍」北島三郎さん(辰五郎役)の町火消し「め組の組頭」を思い出します…)
江戸の町火消しでは梯子を使ったものが有名で、今でも正月の出初式に受け継がれております。
近代に入ってからは、バケツリレー等の集団行動や消火器の取り扱い・迅速な避難等の火災を想定した訓練を主としておりましたが、その後地震や水害への対処等、幅広い災害を想定した訓練を行うようになりました。
防災について、明治時代に本格的な研究が始まり、大正時代には関東大震災の影響から専門機関での研究がかなり進んでいたそうです。
先に書いた火消し組が自治体のお金で組織される消防組になっていき、戦争の影響もあって大きな組織に成長していきました。
当時は警察の中にある組織でしたが、戦後は消防団として独立して大きくなり、今では地域に密着して活躍する頼れる存在になっております。
災害が発生した時は、私ども管理会社も被災してしまいます。
マンション住民の皆様へご協力出来ることは、平時から減災に向けて、防災訓練の開催や備品の事前準備、マンション内のコミュニティ形成・活性化等を行い皆様の防災意識を高めていくことです。
ライフポート西洋が頼れる存在になれるよう日頃から業務に取り組む次第です。
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