平成の子供

2014.04.16

『昭和の子供』という唱歌があります。昭和2年、新たな元号である昭和の息吹への「僕たち」の期待と憧憬が歌われています。
昭和の子供
昭和、昭和、昭和の子供よ、僕たちは♪
姿もきりり、心もきりり♪
山、山、山なら富士の山♪
行こうよ、行こうよ、足並みそろえ♪
タラララ、タララ、タララララ♪♪
(作詞:久保田宵二)
「僕たち」は姿も心も「きりり」とひきしめて、軽やかでありながらも調和が取れた足並みで「富士の山」に向かいます。
希望に満ちた未来を自ら築き上げようとするかのように。
武道や芸能などで、規範となる動きの連続を「型」と言います。
リッツ・カールトンの前日本支社長高野登さんは『「型」から入る仕事術』という著書のなかで、「サービスにも伝統文化のような型があるとするならば、型のもっている力をみなおすこと」が、マニュアルを超えて相手の心に響く深いコミュニケーションを形成するとしたうえで、サービスにおける基本的な「型」を挙げられています。
1.言葉づかいの型
言葉は大切なコミュニケーションの手段。
いつも言葉の奥に相手に対する思いやりの心を持ち、美しい言葉で自分の思いを伝える。
2.あいさつの型
自分が心を開いた状態で積極的に相手に声をかけていき、相手の心を開くこと 。
3.笑顔の型
笑顔はつくりだすものではなく、自然に出るもの。笑顔の原点は心が笑っていること。
だから心のなかに喜びの種をまく。笑顔は人間関係を豊かにしていくもの 。
4.声がけ
思いやりの心をもって自分から心配りをする。
相手の立場に立った言葉で。声がけ一つで風通しのよい職場、いい人間関係ができる 。
5.整理整頓の型
整理整頓とは自分自身の心を整えること。
それはまわりの人への心配りでもある。時間を大切にすることでもある 。
6.電話応対の型
会社の代表として電話をとっているということを意識する。
いかに相手の立場に立って応対できるか。サービスの本質を見失わない 。
7.聴く型
相手に心を寄せて聴くことができるか。どこまで相手を尊重できるか。
相手の思いを100パーセント受け入れられるか 。
8.姿勢の型
姿勢を正すことによって自分自身の心も正す。
それによってまわりがすがすがしい気分になる 。
9.気持ちのいい会社の型
あいさつ、整理整頓、笑顔をそろえて職場の環境を整える 。
「型」の習得には「反復」と「忍耐」が必要です。
「型」を受け継ぐということは心を受け継ぐことであり、そのためには素直さと謙虚さが大切であると語られます。
糸井重里さんが最近のインタビューのなかでこんな話しをされています。
糸井重里流の心を受け継ぐための心構えが語られています。
「明石家さんまさんの修業時代、さんまさんが掃除をしているのを見て師匠が楽しいか? って聞くらしいんです。
さんまさんもまだ若くて、少しつっぱったところもあるころだから『楽しくないです』って返したらしい。
そしたら師匠は『そやろ。でも楽しくするんや』って言ってらっしゃったらしい。
仕事って永遠にそうですよね。与えられて、やっておかなきゃいけない仕事で、楽しいと感じることなんてまずはないと思った方がいい。
だから楽しくするのもしないのも、相当自分がやることだぞって思って取り組まないとダメでしょう」
「それに働くなって言われる辛さや、その場所がないことと比べたらずっと軽い。
子供も親が編み物するときに、毛糸の玉を持っててって言われるだけですごく喜ぶでしょ。
あれですよ。誰かの助けになるとか、喜んでもらうっていうのは人間の強い欲求なんです。
電車に乗っていて席を譲るのもそう。
ちょっと照れくさいかも知れないけど『本当に助かった』っていう人をみたらうれしいじゃないですか。
まずは誰かに喜んでもらうというのが、仕事の原点なんじゃないかなぁ。」
弊社も今春10名の新入社員を迎えました。
「昭和の子供」であった「僕たち」は大半が平成生まれの彼ら彼女らと出会ったことで襟を正す思いとともに、中村草田男の「(降る雪や)明治は遠くなりにけり」に倣い「昭和は遠くなりにけり」と呟いています。
「平成の子供」が「僕たち」の型を受け継ぎ、希望に満ちた未来を自ら築き上げることを願いつつ。
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