田舎の方がおもしれえぞ

2015.06.01

「隣の田んぼに水は張らないのですか?」
「ウン、減反で作付面積が制限されるから大豆を作るらしいさ。」
その時だけ、オヤジさんの顔が少し曇った。
その日は、都会の子供たちにとっては、田舎で泥だらけになって初めての田植えをする日。
減農薬の田には、アマガエル、アメンボウ、ゲンゴロウ・・・都会では見かけない生き物がいて、そこかしこで歓声があがる。
極めつけは田植え機の運転。順番にハンドルを握って笑顔が弾けている。
農家のオヤジたちにとっては、子供たちに自慢の米づくりを披露するハレの場だ。
5月の那須連山からの雪解け水はまだ冷たいが、田んぼに張って数日たった水は既になま温かく、素足で歩く度に指の間を泥が通りぬけ少しこそばゆい。
なるほど田んぼの中はこんな感じなのか、と田舎を知らない親たちも満足そう。
1時間ほどの田植え体験が終わり、近くの公民館で生産者と消費者、つまりオヤジたちと都会人の交流会があった。体を動かした後に、大きなオニギリと豚汁をほおばり、他愛もない話に笑いがおこる。至福の時。時間はあっという間に過ぎていく。
「こないだ、孫が来て、みんなと同じように泥だらけになって帰っていったヨ。
そん時さ、向こうの両親とこ行ってもつまんないけど、ジイちゃんとこはおもしれえ
って言ってさ・・・また来たいと。どうだ、稲刈りにも来るか?」
「ウン。来る!」
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