2017.06.16
自宅近くに、高度経済成長期に建設された大きな団地があります。
その団地に隣接した公立の小学校が取り壊されました。創立60年の小学校でした。
団地が古くなるとともに居住者の老齢化が進んで、団地に住む子どもが少なくなるなか、学校選択制度という保護者が子どもの学校を選べる新たな仕組みの影響もあり、この小学校の新入生の数は激減し、ついに廃校になりました。
小学校の土地は大半が行政の借り上げた私有地だったので、跡地には新たな民間の大規模分譲マンションの建設が始まりました。
そこには保育園が併設されます。
一方、団地でも数年前から建て替え工事が始まりました。
生まれ変わった団地には若い人たちが引っ越してきて、団地に面した広い公園ではたくさんの子どもたちが遊ぶようになりました。
団地の一角にも新たに保育園ができました。
団地の経年とともに居住者の高齢化が進み、子供が減って小学校が廃校になりました。
ところが、古くなった団地の建て替えと小学校跡地のマンション建設によってまた子どもが増え、今度は保育園が造られています。
大規模集合住宅の経年に伴って居住者の年齢も上がり、建物の老朽化で建て替えを行うと今度は新しく若い人たちがやってくる―――。
そのようにして住む人の層が変わると、周辺環境へのニーズも変わっていく。
町の移り変わりを考えさせられる出来事でした。
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