2017.09.01
当社では、毎年9月1日と3月11日に本部社員、マンション管理室に勤務する管理員の全社員で防災訓練を行なっております。
「なぜ、年2回決められた日に行うのか?」と若い社員に尋ねると、3月11日は「東日本大震災の発生した日だから」と答えられます。
2011年当時、学生だった社員も記憶に残っているようです。
ところが、9月1日については答えられない若い社員が多いことに驚きました。
中には小学校時代に集団下校した記憶から、「防災の日」とまでは答えられた者もいましたが、「なぜ9月1日が防災の日なのか?」と質問すると答えられません。
「防災の日」は、大正12年(1923年)9月1日に発生した「関東大震災」の教訓から、“台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、それらの災害に対処する心構えを準備するため”として、昭和35年(1960年)に閣議決定され制定した記念日です。
(ちなみに制定された年の前年9月は、5,000人を超える死者・行方不明者を出した「伊勢湾台風」が襲来した年です)
日頃どうしても地震、台風などの災害への対策を後回しにしがちですが、「災害への備え」を忘れないために、ぜひ各ご家庭でも定期的に確認をする日を設けてはいかがでしょうか。
ちなみに、このコラムを執筆する際に、社員へ「防災頭巾」について聞いたところ、「被ったことない」と皆が揃って答えました。
これもまた驚いてネットで検索したら、防災頭巾を使用した防災対策や指導は義務ではなく、各都道府県の小学校・中学校の判断に委ねられているそうです。
私の育った神奈川県内の大型スーパーや日用雑貨用品店では、“春の新入学コーナー”の陳列棚に必ず目にする「防災頭巾」ですが、これが全国的な光景ではないんですね。
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