2019.03.01
日本は人が住んでいる地域としては世界有数の豪雪地帯です。
それは、北から吹き込んでくる季節風が山がちな日本列島に衝突する手前に、温かい対馬海流が流れているため、季節風が水蒸気を巻き上げて、日本海側に大雪を降らせるためなのだそうです。
今から30年前を思い出すと、まさにバブルの時代で、それはスキー場乱立の時代でもありました。北海道や新潟にリゾートマンションが林立しました。
それからバブル崩壊して、若い人がスキー場から遠ざかって、こうしたリゾートマンションは廃墟と化す運命かに見えていました。
ところが今、雪国のリゾートマンションに活気が戻ってきています。
そこには、「Japowがある」からだそうです。
“Japow”とは、Japanとpowder snowをくっつけた造語ですが、欧米系のスキーヤーやスノーボーダーの間で広く流通し始めています。
人が住んでいる地域としては世界有数の豪雪地帯であるがゆえの、貴重なパウダースノー。それが世界のスキーヤーやスノーボーダーの憧れの的となったのです。
最初はオーストラリア人がニセコに集まり始めました。2003年頃からのことです。
ニセコにいつの間にか長期滞在する外国人が増えたのは、行政や日本企業がそのために何かやったためではなく、ニセコにやってきてパウダースノーに感激し、そこに住み着いたオージー達が、口コミでニセコの良さを広め、起業し、夏のラフティングなど各種のアクティビティを開拓し、不動産会社をつくって別荘やコンドミニアムを分譲し、ということを始めたためです。
感激が核にあり、それを伝える人々がいて、新しい別荘地が生まれたのです。
大事なのは行政の思惑ではなく、大規模な投資でもなく口コミだった、ということですね。
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