2020.03.10
「SEIYOいい話コンテスト」の2019年受賞作品をご紹介いたします。
当社の管理物件に勤務する管理員の作品です。
≪「自分のマンションのように」は、甘えにつながる⁉≫
~お客様(住人の方)の判断にゆだねる~
マンションに暮らしたことのない私は、この仕事に就いた当初、見るもの聞くものすべてが物珍しく新鮮な気持ちで取り組んでおりました。
そして「自分が住んでいるマンションのように、丁寧に愛情をもって」仕事の取り組むことが大切だと言い聞かせ、毎日の仕事に向かっておりました。
しかし、しばらくして、その考えは必ずしも正しいものとは思えなくなったのです。
と言いますのは、自分のものであれば、『まあ、これくらいでいいだろう』とか、『こんなところにしておこう』という、自分勝手な判断・妥協がどうしてもでてきます。
自分のものであれば、それで許される部分もあることでしょう。
しかし、仕事場にしているマンションはお客様(住人の方)のもの。
私たち管理員の仕事の良し悪しは、管理組合の総会や理事会で出されるお客様の声で決まります。
ゴミの分別がされていないからと仕分けしているのを、「ゴミの中身を見られている」と言われたり、自転車置き揚を丁寧に掃除していると「もっと他にやるところがあるでしょう」と言われたり、自分が良かれと思ってしていることでも、自分の意図とは異なる判断がされることだってあると聞きます。
仕事内容は、「自分の判断でこれでよし」とするのではなく、あくまで「お客様の判断にゆだねる」、この姿勢こそがいい仕事を続けていく基本ではないかと思いながらやってまいりました。
この気持ちを前面に出して最後まで仕事に取り組んでいきたいと思います。
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