個人情報保護の重要性

2021.07.16

少し前の話、クレジットカード会社から電話がかかってきました。
ク社「○○様(私)、XX日にロンドンの百貨店で靴や腕時計をクレジットカードで購入されましたでしょうか？」
私「いいえ。ロンドンに行ったことないです。」
ク社「どうも○○様(私)のクレジットカードのご利用実績があがってきたのですが、お心当たり無いようでしたら当方で請求されないよう処理しておきます。お騒がせしました。」
私「ありがとうございます。」
と。（わずか1分程度の会話でした。）

 

迅速な対応で犯罪被害に会わなかったので“便利な世の中になったものだな”と感心した半面、知らぬ間にクレジットカード情報がどこかで抜き取られていたことに少し驚きました。

 

マンションの管理会社は、業務の性質上、区分所有者様のプライバシーや居住者情報に携わる業種として、しっかりとした対応と体制が求められています。

 

弊社では、個人情報保護法が施行された翌年2006年に、管理会社の業界ではトップクラスの速さでプライバシーマークの認定取得を行いました。

 

なお、2017年に個人情報保護法が改正され、管理会社だけではなく、これまで対象外とされてきた各マンションの管理組合自身も、大小にかかわらず当法律の適用を受ける個人情報取扱事業者となりました。

 

管理組合や管理会社による個人情報保護の重要性はますます高まっています。
お互いが気持ち良く過ごせるように、これまで以上に個人情報の管理には十分な配慮と慎重さが求められています。